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【食品添加物のない】尾道産いちじくで手造りコンフィチュール

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いちじくコンフィチュールB/FigconfitureB


いちじくコンフィチュールB/FigconfitureB
背景の建物は、2023年に創立150周年を迎えた広島県内でも貴重な近代の学校建築だが、残念ながら2025年3月31日廃校となった

尾道市立久保小学校の校舎

。コンクリート製の校舎も歴史的文化的に価値あるものだが、尾道市は未だ歴史を味方にし、歴史を生かした「まちづくり」の方策を見出していないようだ。

尾道の特産いちじくを生かした自然派食品


「尾道産のいちじくは、甘くておいしい」とよく言われます。その尾道産のいちじくは、蓬莱柿(ほうらいし)という在来種です。日本では、福岡、島根と尾道で栽培されており、栽培面積、出荷量ともに尾道が日本一です。
私たちは、長年提唱してきた尾道ブランドづくりの一環として、特産品の「いちじく」に着目。このいちじくを朝早くから農家の方が収穫されたものを仕入れ、丁寧に一つ一つ皮をむぎ、コンフィチュールに加工します。いちじくは雨に弱く、数日も雨天が続けば、いちじくの質が低下し良質のコンフィチュールは生産できません。まさにお天気まかせの期間限定の商品です。

いちじくコンフィチュールB/FigconfitureB


徹底した『手作り』で、今もスローでサステナブル

いちじくコンフィチュールB/FigconfitureB
『尾道朝捥ぎいちじくコンフィチュール』は、尾道産の「蓬莱柿(ほうらいし)」という種類のいちじくを使っています。
いちじくは雨に弱く、数日も雨天が続けばいちじくの質が低下し、良質のコンフィチュールは生産できません。そして雨の少ない猛暑の夏はいちじくの減産となり、まさに自然まかせのイチジクです。
今年は猛暑の影響を受け、全般的にイチジクの生育は悪く、出荷量は減産となったようですが、小社では運良く、生産農家のご努力とご協力で良質のものを仕入れることが可能となりました。
いちじくは、世界最古の栽培果樹といわれ、豊かな栄養分をもつ果実ですが、実に傷みやすい果物でもあります。そのため、いちじく生産農家の方は、早朝の3時4時頃から夜が明けるまでの間に果実を捥ぎ取り、その後、JAに納入するため定めた基準のサイズに選果作業を行うという一連の大変な労力が必要とされます。
小社では、毎朝、決められた時間に仕入れ先の農家に出かけ、その日その日に変動するいちじくの収穫の中から分けていただく分量の無花果(いちじく)を持ち帰り、午前中の1〜2時間かけて、一つ一つ丁寧にキレイに皮を剥ぐのです。
一方、手作りがモットーの小社では、尾道の朝捥ぎいちじく造りに取り掛かる事前の準備が待っています。
まずは(1)容器の瓶を予め水洗いした後、瓶を乾かし、(2)ネジの蓋を煮沸した後、蓋を乾かし、(3)レモンを一つずつ真っ二つにカットし、ガラス製器具に力任せに押し当てて果汁を絞り出し、(4)そのレモン果汁の中に紛れ混んでいる大小の種を丹念に除去しておく、という一連の作業を完了していなければなりません。
こうした準備が整って、イチジクのコンフィチュール造りが始まります。石田誠司シェフ考案のレシピに従い、皮付きいちじくまるごとの重さのうち、15%~20%を占める皮がキレイに剥がされた白肌のいちじくに(5)例えば, 5kgくらいのイチジクを砂糖と少量の白ワイン、ブランデーVSOPやレモン果汁を加えて短時間煮込むという製造工程を経て、(6)瓶詰め作業を行ない、(7)最終的な瓶まるごとの煮沸消毒を行います。このような製造工程でコンフィチュール『尾道朝捥ぎイチジク』がやっと誕生するのです。
いちじくコンフィチュールB/FigconfitureB
【おのみち朝もぎ いちじくコンフィチュール】は、尾道の特産いちじく(蓬莱柿)本来のおいしさを最大限に引き出し、食品添加物を使用しない、季節限定自然任せの手作り自然派食品です。

いちじくの歴史


小学館出版の日本大百科全書(ニッポニカ)によると、イチジクの歴史は、紀元前三千年紀のシュメール王朝時代に始まり、エジプトでは第12王朝時代の刻画にブドウとともに記録され、前2000年初期になるとアッシリア人の間でよく知られていた。ほどなく栽培は小アジアから地中海沿岸地方に行き渡った。種名のcaricaは小アジアの古い地方Cariaに由来する。ホメロスの『イリアス』と『オデュッセイア』には数回にわたって記されている。中国への伝来は唐代になってからで、新大陸へは、西インドへ1520年、フロリダへは1575年ころに伝わり、今日の大産地カリフォルニアへの導入の成功は1769年である。日本へは寛永 (かんえい)年間(1624〜1644)にポルトガル人により蓬莱柿 (ほうらいし)の名で伝えられ、今日の在来種となった。
ちなみにアダムとイブがたべた禁断の果実はりんごではなくイチジクという説もあり、バチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画にかかれているミケランジェロの絵には、イチジクが描かれています。
いちじくコンフィチュールB/FigconfitureB
原産地は、今日でも多数の野生樹のあるアラビア南部と考えられる。栽培の歴史は古く、紀元前三千年紀のシュメール王朝時代に始まり、エジプトでは第12王朝時代の刻画にブドウとともに記録され、前2000年初期になるとアッシリア人の間でよく知られていた。ほどなく栽培は小アジアから地中海沿岸地方に行き渡った。種名のcaricaは小アジアの古い地方Cariaに由来する。ホメロスの『イリアス』と『オデュッセイア』には数回にわたって記されている。中国への伝来は唐代になってからで、新大陸へは、西インドへ1520年、フロリダへは1575年ころに伝わり、今日の大産地カリフォルニアへの導入の成功は1769年である。日本へは寛永 (かんえい)年間(1624〜1644)にポルトガル人により蓬莱柿 (ほうらいし)の名で伝えられ、今日の在来種となった。名の由来は『和漢三才図会 (わかんさんさいずえ)』に「俗に唐柿 (からがき)という。一月にして熟すゆえに一熟 (いちじゅく)と名づく」によるという。 おそらく栽培果樹としては世界で最古の歴史を有する。
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